僕の夢
それは昔から心の底で抱き続けて
一度だけ忘れかけた夢である
と言っても諦めかけた夢である
僕は昔、絵を描くのが好きで
沢山の絵を描いていた
そのせいか絵の教室も通う様になり
美術部にも入った時もあった
その心の内いや人生の目標として掲げていたのは
「漫画家になりたい」と言う夢である
当時は自分で作った物語は、まだ無かった
自分で言うのも何だけど
昔から想像力が豊かで
様々な個性的な絵を描き
中学生ぐらいの時だったか
脳内で自分で作ったアニメのストーリーを思い描いていた
その作った物語のキャラを描きまくったり
いつか、漫画家になって自分が想像した物語を世に出したいと思うようになった
これだけ脳内で細かく物語を描き進めたのに
世に出さないのは勿体ないと思うようになったけど
世間の人間、学校から世間体と言う情報を共有され
否、強要され
世間の常識を思い知らされた
そして、世間体を気にし僕はサラリーマンと言うごく普通な世間一般で言う大企業に就職した
世間体に流されて、ここで一生働くんだと思った
けど、痛感した
僕には、この仕事が向いていないのだと
入社して7日目だったか、僕の居場所はここじゃない
こんなところではない
僕は協調性が無いし、本当は同じ事をコツコツやる様な思考を持ち合わしてはいない
退屈だ
もっと達成感が欲しい
毎日、同じ事をして、毎月同じ分の給料をもらって一生ここで働くのか
そんなのは嫌だ
そんなコツコツ時間制の仕事より、やった分描いた分お金がもらえる仕事の方が、やり甲斐や達成感があるではないか
ここで思い出した
一時的に心にしまっていた夢を
止まっていた時計の針が動き出した
もうこれでいいんだと妥協したら
自分を否定しているのと同じだから
僕は凄く諦め癖が悪かったから
その強い意志を
「漫画家になりたい」と。
その初志貫徹は、もう変えない
そして、取り敢えず漫画家の画材や
絵が上手くなる本などを買い揃えた
けど、社畜なので絵を勉強し漫画を描く時間がない
そして、こうやって動画配信する様になった
有名な動画配信者になって
ある程度の知名度とお金を手に入れたら
独立し時間を手に入れ
空いた時間に漫画を勉強し漫画を描く事を
けど、全く動画配信は伸びない
願うだけで叶う夢でなく
努力して描いて手に入れる夢の方がかっこいいではないか
まだまだ、僕の夢はこれからである
見返えさなくたって認めさせるくらいに
Plus Ultra
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